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ハンガリーから発信中

世の中はおもしろい出来事であふれている

ハンガリーでSkype日本語レッスンビジネスを立ち上げようとしたら失敗した話

 

ハンガリーは日本人にとってはなじみのないマイナー国だが、ハンガリーでは日本はメジャー国で爆発的な人気がある。

 

ジャパンフェスタも年2回あるし、日本について書かれた雑誌も毎月出ている。

 

日本人がやってる日本レストランも多くあるし、日本の雑貨を扱ったお店もある。

 

つまり、ハンガリーでは‟日本”を用いたビジネスチャンスがあるということである。

 

そこでSkypeで日本語を教えるオンラインレッスンビジネスを始めることにした。

 

ハンガリーでは大学ではもちろん日本語コースがある高校もある。

 

また、日本語の語学学校もあるくらい日本語が人気である。

 

また、オンラインレッスンであればまず場所を借りる必要はない。

自宅でできるので交通費や光熱費もかからない。

 

教材費もかからない。

 

したがって、初期費用はそれほどかからない。

なのでオンラインレッスンビジネスをやってみることにした。

 

 

ペイパルアカウントと広告の作成

 

まず、支払い方法を多様化させるためにペイパルアカウントを作成した。

ペイパルアカウントは身分証明さえちゃんとできればなんなく取得できる。

 

これで銀行振り込みとペイパル支払いという2つの支払い方法を設けることができた。

 

次に、レッスンの内容やシラバスを作成する。

レッスンは25分と50分の2パターンで25分は1000フォリント(300円くらい)、50分は1500フォリント(500円くらい)に設定して、ライティング日本語、スピーキング日本語、スラング日本語、マンガ日本語などなど多種多様なクラスを用意した。

そして、いよいよ広告の作成である。

 

広告はビジネスをやる上では必要不可欠。

 

ましてや新規ビジネスなのだから1つの広告でこのオンラインレッスンのよさを多くのハンガリー人に知ってもらわなければならない。

 

こうして何度も検討を重ね作った広告をFacebookで拡散させることにした。

 

Facebookには有料の広告機能がある。

 

これは広告を流す期間を決め、広告を流したい国、年齢などを設定する。

 

そして、最後に広告を流したいターゲット、たとえば日本好き、アニメ好き、オタクなどを設定する。

 

これだけで設定したターゲット層のFacebook上に自分が作成したFacebookの広告を流せるというシステムである。

 

今回はこの広告機能を使って3度流した。

 

 

広告の結果

 

1度目はターゲットの年齢層を18~65と幅広くした。

そして、広告を流す期間は1日に設定し費用は最低の300円にした。

結果、1200人にリーチした。

 

2度目はターゲットの年齢層を18~30と狭め、期間を1週間にし費用を500円にした。

結果、990人にリーチした。

 

2度で延べ2000人以上にリーチし、広告へのいいねもかなりついたが、なぜか連絡が来ない・・・


やっと1人のハンガリー人の男性から連絡がきたもののそれ以外は音沙汰なし。


彼女曰く、このレッスンのことを信用していないようである・・・

 

そこで、初回無料レッスンの特典やレッスン料の振り込みは授業後でOKということにするなど様々な工夫をし、もう1度広告を流すことにした。

 

3度目はターゲットの年齢層は同じで期間も同じ1週間で費用は1000円にした。

Facebookの広告機能では費用をつぎ込めばつぎ込むほど多くのターゲットにリーチできる。

結果、2200人にリーチした。

 

しかし、レッスンを受講したいあるいは気になるという連絡はおろか無料レッスンを受けてみたいという連絡すらこなかった。


そこである1つの結論にたどり着いた。

 

 

結果から分析するハンガリー人の外国語学習への考え



‟外国人は言語を学ぶためにお金を使わない”ということだ。日本語がちょっと変だが・・・

どういうことかというと、実は2人のハンガリー人がこの広告に「なんで言語を学ぶのにわざわざお金を払うのか?」とか「高すぎる」といったコメントを残した。


そこに外国人の語学に対する投資の考え方が詰まっていると思った。


つまり、外国では言語を学ぶことにお金を払うことはもったいないことだと考えている人が多いということだ。

もちろん、そうでない人もいるが大半はそうなのではないかと思った。

料金が高いというコメントもあったが、50分1500フォリントハンガリーでは激安だ。

たとえば、彼女が通ってる英会話学校は50分で3000フォリントである。

 

また、もう1つの結論はオンラインレッスンにハンガリー人の多くがなじみがないので信頼していないということである。

 

ハンガリーで外国語を学ぼうと思ったらたいていは語学学校に通うことになる。

 

今までネットで調べたが、すべてが教室タイプの語学学校でオンラインタイプは1つもなかった。

 

つまり、ハンガリーではまだ教室タイプのレッスンが主流なのである。

そこも僕のオンラインレッスンビジネスがうまくいかなかった理由である。

 

日本との違い


日本では語学にお金を使うことにはためらいはない

また、日本では教室タイプよりもむしろオンラインタイプの方が今日では人気がある。

 

しかし、海外で教室タイプの語学学校をやるのは特に費用の面で難しい。



したがって、このオンラインレッスンのビジネスはいったん休止して様子を見ることにした。

今回、勢いでやってみたが、海外でなにかビジネスするときは事前のマーケット調査が重要だということがわかった。


んー、新しいビジネスを立ち上げるのは難しい・・・

 

また1ついい経験をすることができた。