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自分探しのために留学したいバカは留学でなにも得られない

自分書店

 

 

僕は大学在学中にフランスの大学に1年間留学した。

 

大学のプログラムで留学したため留年することなく4年間で卒業できた。

 

帰国後、留学に憧れる同級生や後輩から「僕/私も留学したいんですけどどうすればいいですか?」などといった漠然とした質問を受けた。

 

留学は誰もが一度は憧れることである。

 

賑やかなキャンパスの中を歩き教室に向かい真剣に授業を受け、様々な国の学生と談笑し、休日は美しい海外の街でお買い物。

 

想像しただけでもココロオドル

 

しかし、よく考えてみてほしい。

 

そもそもなぜ留学したいのかを。つまりは、留学することの意義を。

 

結論から言ってしまえば、留学は大学生のうちに絶対にするべきことではないと考える。

 

理由はいくつかある。

 

 

留学は大学生にとってマストではない理由①

 

 

まず、留学先での明確な学問の目的がなければ留学はするべきではない。

 

留学とはそもそも学問をしに行くのが最大で唯一の目的である。

 

時折、日本ではやりたいことが見つからないからやりたいことを見つけに海外に留学したいとか自分探しの為に留学したいという人がいるがそんな理由であれば留学すべきでない。

 

自分と向き合うのであれば旅行で十分だ。


わざわざ旅行よりも高い料金を払って長期間拘束される留学を選択する必要はない。

たとえば、日本よりもアメリカはIT技術がはるかに進んでいるからアメリカで最先端のITを学びたいという目的があれば大いにアメリカに留学すべきだと思う。


英語やフランス語などの語学力を向上させたいというのも立派な目的である。


僕の場合はフランス語を上達させる、フランスの大学で国際学を学ぶという明確な学問の目的があった。

 

その目的達成に向かう過程でたとえばイタリア語も学んでみたり、自分と向き合う時間があったりした。

 

 

留学は大学生にとってマストではない理由②

 

2つ目は 、日本でできるのであれば留学すべきではないという理由である。

 

たとえば、1つ目の理由のところで日本では学べない最先端のITを学ぶためにアメリカに留学するということを書いた。

 

この理由で重要なのは‟日本では学べない”という部分である。

 

日本で学べるのであれば日本で学べばいいだけの話であってわざわざ留学する必要はない。

 

日本の教育はいろいろな問題があるがそれでも様々なことを学べる環境が整っていることは間違いない。

 

 日本は敗戦によるGHQの占領統治の影響で今日でも学ぶことがタブーとされている学問がいくつかある。

 

軍事学地政学だ。

 

しかし、これらの学問は欧米ではメジャーである。したがって、日本では学べない軍事学地政学を学ぶために留学するというのも素晴らしい理由である。

 

僕の場合、日本で国際学を大学で学んだり自分でもこれでもかというほど勉強した。しかし、ヨーロッパからみた国際学と日本からみた国際学では基礎の部分は同じでも応用の部分は違うことを知った。

 

しかし、日本の大学ではヨーロッパからみた国際学を学ぶのは限界がある。そのため、フランスに留学することを決めた。

 

 

また、1つ目の理由の部分で英語やフランス語を上達させるために留学するということを書いたが、これもまずは日本でできることをすべきである。

 

たとえば、どの大学にも留学生がいる。

 

彼らを見つけ英語やフランス語で会話をするだけでも語学力上達へとつながる。

 

最近ではSkypeなどで格安で外国語レッスンを受けられるようになった。

 

そういったものを活用すれば日本にいても語学力をあげることは可能である。

 

日本でできることをやって語学力を上達させたけどもうこれ以上日本では語学力をあげることはできないという状態になったら留学すべきだと思う。

 

 

僕の場合、大学1年生の時から留学生が集まる大学の施設に行き、毎日留学生と交流し自分で語学力を伸ばしていった。

 

また、フランス語の語学学校にも通った。

 

しかし、これ以上この環境で語学力、特にフランス語力を伸ばすことは難しいと思いフランスに留学することを決めた。

 

 

留学が必ずしも成功するとは限らない

 

 

入り口がしっかり固まっていればゴールにたどり着くことができる。

 

しかし、ゴールにたどり着けてもそれが失敗に終わる場合もある。

 

たとえば、軍事学を学びにアメリカに留学し、軍事学を学ぶことはできたけど自分が学びたかった軍事学の項目を学ぶことはできなかったなどのケースが起こる場合もある。

 

僕はこれは失敗ではないと思う。


そもそも入り口が固まっていない人、つまり留学の目的があやふやな人はゴールにたどり着くことすらできない。よって、自分の留学が成功だったのか失敗だったのかすらわかりらない。



一方、ゴールにたどり着ければそれが成功でも失敗でもその経験を自分の人生に生かすことができる。



しかし、成功も失敗もわからなければなにもできない。


軍事学を学びに行って基礎は学べたけど、自分が学びたかった項目は学べなかったのであればそれを活かし、その項目の本を購入して読めばいい。

 

あるいは、その項目を学ぶためにもう1度留学するのもありだ。

 


なので、留学をしたいなと漠然と考えている人はなぜ留学したいのか、何を学びたいのか、目的はなにかなど明確にしてから決めるべきである!

 

まとめ

 

①日本でできることをすべてやる

      ↓

②すべてやったかあるいは日本ではできない

      ↓

③学問の目的を決める

      ↓

④留学

      ↓

⑤成功あるいは失敗

      ↓

⑥なんで成功したのか、なんで失敗したのか分析

      ↓

⑦今後どうすべきか考える