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【増補版】 僕の語学史 英語中学生編 後編

*英語中学生編 前編はこちらから

japangary.hatenablog.com

 

英語への情熱がなくなったとはいえ、当時の僕は、勉強はよく頑張っていた。なので、学校の小テストや定期テストの点数はそれなりによかった。

しかし、よかったのはあくまでも学校の定期テストだけで、県の模試の英語の点数は相変わらず毎回悲惨なものだった。

前編でも述べたが学校の定期テストは教科書の内容や単語をしっかりと覚えればそれなりの点数が取れる。一方、県の模試では全く知らない文章が出されたり、文法や正誤問題、並べ替え、そしてリスニングもある。つまり、学校の定期テストは暗記すればいいだけで、模試では本当の実力が試される。

そんなわけで、僕の中学校当時の英語力は外見はいいように見えて、中身は空っぽの見せかけの英語力だった。

 

中学2年生になり父親が教育熱心だったこともあり隣町の進学塾に通うことになった。

 

クラス分けテストでなんとか上から2番目のクラスに入ることに成功して意気揚々だったが最初の授業で改めて僕の英語力がいかに井の中の蛙状態かを知ることになる。先生がどの程度英語の基礎力ができているかを確認するためのミニテストをやったのだがそれがほとんどわかんなかったのだ。

 

理由は単純で、このテストが県の模試のようなタイプのものだったからだ。要するに、テストに登場する文法や単語は中学2年生までに学習するものだったが、英文や文法問題は初めて見るものだったため、学校で教科書に出てくる英文や文法問題しかやってこなかった僕はいくら同じレベルであってもパニックになってしまい解けなかったのだ。

 

もちろん結果は最下位。一方、周りの子たちは皆一様にいい点数を取っていた。聞くと、彼らの学校では宿題として英文読解が出されるという。そのため、初めて見る英文が出てきてもパニックにならずに落ち着いて解けるのだという。

 

学校のテストのように教科書の英文や文法の理解力だけを問うのであれば教科書を丹念に読み込めばいい点数はとれる。しかし、それは真の実力ではない。僕の英語力がいかに井の中の蛙だったかを改めて知った瞬間だった。


結局、中学2年から3年までの2年間この塾に通い、いやというほど英文を読まされたことで最低限の英語の実力はつき、なんとか志望していた高校に合格したのであった。

 

<続く>

 

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