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海外在住ブロガーにありがちな根拠のない日本批判に物申す

 

Twitterをやっているといろいろなツイートを目にする。

僕は海外在住というプロフィールでやっていて同じく海外在住や海外に興味がある人をフォローしている。

なので、必然的に目にするツイートは海外在住者のものやその人たちがリツイートしたものが多くなる。

すると、あることに気づいた。

それは海外在住者のツイートやリツイートは根拠のない日本批判をしたものが多いということだ。

そこで彼らの根拠のない日本批判をいくつかパターンにわけて分析してみたい。

 

1、政権と結び付けての根拠のない日本批判

伊藤詩織さんという女性が山口敬之さんというジャーナリストの男性にレイプされたかもしれないという事件があった。

この事件は山口さんに対して逮捕状が出される直前までいったようだが、逮捕状は出ず最終的に山口さんは不起訴になった。

これに関して以下のようなツイートが海外在住者の中に多く見られた。

 

 山口さんは安倍総理と仲がよく、安倍総理を絶賛する書籍もいくつか

出版している。逮捕状が出されそうになったのに最終的に不起訴になった

のは安倍政権が政権に親しい山口さんを守るために圧力をかけたからだ。

日本はレイプを政権圧力でもみ消す国だ。 

 

 確かに山口さんは安倍総理に関する書籍をいくつか出しているし、メディアで安倍総理を称えることも言っている。

 

しかしながら、だからといって安倍総理が仮にレイプが本当に行われたとしてそれを権力でもみ消したというのはあまりにも考えが飛躍しすぎではないだろうか?

 

そもそも、安倍総理が圧力でもみ消したという考えは山口さんが安倍総理と親しいからという理由だけで成り立っておりそれ以外の具体的な根拠や証拠が非常に乏しい。

 

よって、安倍総理が圧力でレイプ事件をもみ消したという意見も日本はレイプを政権圧力がもみ消す国という意見も根拠のない日本批判でしかない。

 

2、日本の文化や習慣と比較しての根拠のない日本批判

 最近、以下のようなツイートを目にする機会が多い。

 

海外では見知らぬ男女が目が合うと軽く微笑みあうけど、

日本では同じことをすると気まずい感じなってしまう。

それは日本人女性が日本人男性を信用していないからだ。 

 

これは日本人女性が男性を信用していないから云々の問題ではなく、単純に見知らぬ人への距離の詰め方の違いの問題ではないだろうか?

 

海外では初対面でも距離を思いっきりつめてくる国が多い。したがって、見知らぬ人が出会っても微笑んだりするのは普通なのだと思う。

 

一方で、日本は礼儀として時間をかけて距離を詰める人が多い。

したがって、見知らぬ人であれば微笑んだりなどしない。

 

ただそれだけの違いでしかない。

 

また、海外のお店ではお客がお店に入ると店員さんに挨拶をするけど、日本ではそういった光景はない。だから海外のほうが優れているといったツイートもよく目にする。

 

確かに、例えば僕が住んでいるハンガリーやよく行くフランスではお店に入ると店員さんに対してこんにちはと言うし、出るときはさようならという。

 

一方で、日本ではお店に入るときにこんにちはという人はほとんどいない。

しかしながら、例えばレストランでお会計時にごちそうさまという人やお店で店員さんに商品などの案内をしてもらったときにありがとうという人はいる。

 

要は、人によりけりだということだ。

海外でも挨拶しない人はいるし、挨拶をしても返さない店員さんもいる。

 

挨拶の仕方やする回数というのは違うかもしれないがだからといってそれで日本を批判するのは的外れである。

 

3、実体験に基づいての根拠のない日本批判

実体験に基づく日本批判も多い。

例えば、勤めていた会社がブラックだったや変な人に出会ったなどおかしな体験は人それぞれ持っているだろう。

 

実体験は一見すると根拠があるようだが、あくまでも自分自身での体験でしかなく、それが他人にも当てはまるかと言うとそうではない。

 

実体験に基づく日本批判では以下のようなものが多い。

 

日本では残業がたくさんあり、残業代も出なかった。

だから、退職して海外に移住した。

結果、定時に帰れてプライベートも満喫できる。

日本よりも優れている。

 

 確かに、日本の仕事に対する考え方に対しておかしい部分が多いのは事実である。

しかしながら、だからといってそれで日本よりも海外のほうが優れているというのはおかしい。

 

というのも、日本の全ての会社がそうではないからだ。

 

残業がない会社やあってもしっかりと残業代を出してくれる会社は日本にも多くある。ニュースなどではそういった会社は取り上げられずに問題のある会社だけがテーマになるので日本にはブラック企業が多いというイメージを持ってしまいがちだが、日本の企業の大半はホワイト企業である。

 

 したがって、自分が所属していた日本のブラック企業と比べて海外の自分が所属している企業のほうが優れていると言うのであればわかるが、そうではなくて自分が所属していたブラック企業1社だけを根拠に日本よりも海外のほうが優れているというのは的外れである。

 

おまけ)いろいろな意見があっていいと思う

人間には表現の自由があるのでTwitterFacebookなどのSNSなどで自身の意見を投稿するのは各個人の認められた権利である。

 

なので、どんな意見を投稿しようがその人の自由である。

 

僕がここに書いたことも日本に批判的な人の意見に対する意見でしかない。ゆえに、僕の意見に対していろいろな意見があっていいと思う。

 

人間は自分と正反対の意見にぶつかると嫌悪感をいだき、遠ざけがちである。しかしながら、正反対の意見の中に参考になるものが多かったりもする。

 

実際、日本批判の中には根拠のあるしっかりとした意見も多く、勉強になることも多い。

 

これからもSNSでさまざまな意見に出会いながら自分の見識を広げていければと思う。

 

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