ハンガリーはあまり知られてはいませんが、日本と匹敵するほどの温泉大国で、首都ブダペストには公共温泉がいくつもある。
温泉といっても日本のように男女別れてはいるわけでなく、水着着用の男女混浴スタイルだ。
中には様々な温度の温泉があったり、露天風呂やサウナもある。
一般的にハンガリーの温泉といえばセーチェニ温泉が有名だが、ここは1回のチケットが約5000ftとかなり高い。(日本でお風呂が1回5000円と同じ感覚なのでどのくらい高いかはわかるだろう)
週末にはさらに値段が上がる。
なので、お金があまりない僕は二の足を踏んでいたのだが、ついにそこそこの値段で思う存分温泉を楽しめる場所を見つけた。
それがこの場所。
ブダペストのマーガレット島という小さな島の中にあり、夏はプールとして使われていたところが改装され温泉としてオープンしたようだ。
注目なのはなんと言っても値段。
1日券は週末でも2800ftと比較的安く、3時間券は2000ftとお得である。そのほかにファミリー券などもある。
ただし、水着着用なので水着はお忘れなく。あとはタオル、サンダル、シャンプーなどは持って行ったほうがいい。(日本のように洗う場所はなく、シャワーがあるだけ)
お風呂は35℃と40℃の温泉が2つと様々な温度のサウナが3つ。それと水風呂と露天風呂が1つずつ。それと子供用の温泉がある。
あとは、寝そべることができる簡易ベンチがいくつかあり、上の階には小さなイートスペースがあり、ケーキやパン、ビールなどを購入できる。
また、ロッカーも完備されているのでセキュリティーも安全で、鍵は日本と同じように手や足につけるタイプになっている。
今回は3時間券を購入して入泉したが最高だった。
ハンガリーの温泉では35℃前後の日本人にとってはちょっと物足りない温度のお風呂が主流だがここには40℃のお風呂もあり、よかった。それ以上に露天風呂が快適で、雪を見ながらのお風呂は疲れを忘れ、最高に癒された。
あとは、別料金でマッサージも受けられるようなので次の機会に試してみたい。
最高に癒された日曜日だった。