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ハンガリーの休暇制度

 

僕が今、勤めているハンガリーの会社には様々な休暇制度がある。

 

まずは有給休暇

これは1年(1月から12月まで)で最低20日もらえる。最低というのはどうやら年齢によってもらえる日数が違うようで年齢が上がるともらえる日数もあがるようだ。だから、この会社でたとえ5年働いてたとしても年齢が20代なら1年しか働いていなくても40代の年齢の社員よりももらえる有給はすくない。

 

 

次は病気休暇

病気にかかってしまったときは病院に行き、診察を受け、診察を受けたことを証明する指定の書類をもらいそれを提出すれば病欠が認められる。また、病欠した際のお給料は75%と全額ではないが支払われる。

 

 

次はフレキシブル休暇

基本的にフルタイム勤務は8時間労働だが、例えば午前中に移民局に行かなければいけないなどやむを得ない事情があるときに午前中働くはずだった3時間を別の日に振り替えることができるという制度。

 

具体的な例を挙げると、9月20日は9時から17時まで働くことになっていたがどうしても午前中9時から12時まで移民局に行かなければならずその分の3時間を翌日の21日に+1時間の9時間労働、翌日の22日に+2時間の10時間労働などといった具合に振り替えができる。

 

 

最後は振り替え休暇

僕の会社はヨーロッパの様々な企業のカスタマーサポートをしているので、ハンガリーが祝日の時でも他のヨーロッパの国はそうではないので何人かの人間は働かなければならない。

そうなった場合、まずチームリーダーは働きたい人を募る。そして、祝日に働いた場合はその日の日給が2倍になるか1日分の有給休暇を得るかのどちらかの報酬を選ぶことができるようだ。

 

こういった様々な労働者に臨機応変に対応している制度の充実さには正直かなり驚いた。ここに書いたのはあくまでも僕に当てはまる休暇制度だけだが、子供がいる労働者には例えば子供が病気になったときに看病するために会社を休む制度などもあるようである。