ハンガリーから発信中

世の中はおもしろい出来事であふれている

創作活動の部屋

タイトル(仮)7

7. 青年はカンナの腕をつかんだまま走り出した。カンナはわけがわからなかったが、警察に連れて行かれるよりはこの得体の知れないロボットのような男に連れて行かれるほうがはるかにマシだと思い、青年のスピードに遅れないようにと一生懸命走った。 丁字路…

タイトル(仮)6

6. おじさんの家は燃えていた。 カンナはただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。 すでに駆けつけ消火活動と救助活動をしている消防隊と救急隊の会話が聞こえた。「女の子がかなりひどいやけどを負っているが命は助かりそうだ」救急隊の1人がそういいな…

タイトル(仮)5

5. カンナは疲れていた。警察からの帰りだった。 6時間待たされた挙句、捜索願いは受理されず。理由を聞いても「お答えできません」の一点張りだった。係員の対応に違和感を覚えたもののあまりの疲労に追求する気力すら起きず警察署を後にした。 家に戻る…

タイトル(仮)4

4. 朝になってもお母さんは帰ってこなかった。それどころかケータイに連絡すらはいっていなかった。 カンナは警察に行き母親の捜索願いを提出しようと思い、支度を始めた。すると、「カンナお姉ちゃん、これ読んで」とベルナールおじさんの孫娘のフィアが…

タイトル(仮)3

3. カンナは野菜を市場で売ってきた帰り道に岩の上に座り少し休憩している最中だった。自分の畑で収穫した野菜を市場で売り生計を立てていた。この日は持って行ったものが全て売れたのでカンナはうきうき気分だった。 腕時計を見るとすでに時間は夕方の5時…

タイトル(仮)2

2. ポラリスが空の国から落ちたその日、軍の内部はひどく混乱していた。1つは空の国の王が死去したこと。そして、もう1つは軍の幹部の2人、レグルスとリゲルの対立が決定的となり内戦が起きる一歩手前の状態になったことだ。しかし誰もまだポラリスが空の国…

タイトル(仮)1

1. 空から人が落ちてくるのを見たことがある人はこの世界でいったいどれくらいいるのだろうか?それは空想の世界だけで起こりえることだと思われている。しかし、空想の世界で起こりえることは実際の世界でも起こりえる。 カンナが空を見上げたとき、空から…