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ヨーロッパフリーランス物語 ハンガリーのゲーム会社で翻訳の仕事をした話 前編

 

ハンガリービデオゲームをプレイしたことがある人はいるだろうか?

 

え?ハンガリーにゲーム会社なんてあるの?と思う人が大半だろうが、ハンガリーにもゲーム会社はある。

 

その会社で働くようになったきっかけは僕がメッセージを送ったことだった。当時、ハンガリーのIT企業で働いていた時になにか副業をしたいと思い、ゲーム会社であればテスターを募集しているのではと思いダメもとでメッセージをした。

 

すると、たまたまその会社が日本市場向けのゲームの販売の最終準備をしている最中で、日本語版のゲームの翻訳チェックとテスターを探していたということで僕が共同開発者という名目で採用された。

 

具体的な仕事は①日本語の翻訳ファイル(全30ファイル)のチェック。そして、もし変な翻訳があれば修正と②日本語バージョンのゲームをプレイし、バグなどがあれば報告するというものだった。

 

期間は1か月程度で、自宅でも会社でもどこで仕事してもOKという条件でPS4が支給された。ゲームはRPGでクリアまでには2~3日つまり48時間~72時間はかかるといわれた。

 

さっそく家に帰り、ゲームをプレイしてみたところ、これがおそろしくつまらないゲームだった。これをクリアするまでプレイしなければならないのかと思うと正直苦痛だった。

 

それでもワクワクしていたゲーム関連の仕事。僕の濃密な1か月は幕を開けた。

 

果たして、副業でゲームの翻訳チェック+テスターの仕事は務まるのか。報酬の交渉の舞台裏なども後編で!