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【ハンガリー移住者必読】ブダペストの移民局での労働ビザ申請について

 

僕はこれまで2回ハンガリーで労働ビザを申請し、2回とも無事に労働ビザを取得しました。ただ、2回とも会社がハンガリーのビザ申請サポート会社にお願いしてくれたため僕は必要な書類を集めるだけで手続きはすべてサポート会社がしてくれました。

 

しかし、3回目である今回は今までと勝手が異なりました。というのも、ハンガリーにきて3社目となる今回の会社はサポート会社などに依頼してくれないため手続きはすべて自分でしなければならないからです。

 

海外という異国の地でビザという重要なものの手続きを1人でしなければならないのはかなりのストレスです。

 

ただし、丁寧にかつ注意深く事を進めていけばなんてことはありません。

 

僕も移民局で手続きをする前はずっとストレスで胃が痛かったです。しかし、注意深く準備を進めていき一発で書類が受理されました。なので、僕がどのような準備をしたのかや何に気を付けなければいけないのかなど実体験も含め書くので、特にハンガリーで労働ビザを申請する方は参考にしてみてください!

 

①必要な書類

・パスポート用サイズの写真

・10000HUF分の収入証紙

・Title deed(住民票のようなもので住んでいるところのオーナーや大家さんに言えばとってきてくれるが6250HUFかかる)

・Lease Agreement(オーナーや大家さんとの住居契約書)

・健康保険(日本の海外保険でも可。ただし、会社が入社後に保険に加入させるといった趣旨の書類を書けば保険に入っていなくてもOK)

・大学の卒業証明書(ハンガリー語訳。OFFIというハンガリーの最大手の翻訳会社で日本語あるいは英語の卒業証明書を翻訳してもらうのが無難。だいたい1週間くらいかかり費用は10000HUF前後)

・ビザ申請書(会社からもらえる、あるいは移民局で取得可能)

・アドレスカード申請書(同上)

雇用契約書(会社が作成する)

ハンガリーの銀行口座の残高証明(金額はいくらでも構わない。インターネットバンクから印刷したものでOK)

 

②申請当日の話

 ブダペストの移民局は月曜日、木曜日は朝の8時30分から13時まで、火曜日は13時から17時まで、金曜日は8時30分から12時まで、そして水曜日は休みとかなり変則的な時間になっているので注意が必要です。

 

予約制度はありますが1日各時間帯でそれぞれ1組しか予約を受け付けていないため予約はほぼ不可能だと思います。6月の段階で8月まで予約はうまっていました。

 

僕は木曜日に行きました。朝7時半に到着するとすでに10人ほどが並んでいました。

 

8時半にオープンし、まずは受付窓口で整理券をもらいます。その際、ビザ申請の場合は受付窓口で必要な書類をすべて軽くチェックされ、不備があればその場で突き返されます。幸い、僕の書類には不備がなかったため整理券を無事にもらえました。番号は020なので20番目です。

 

申請窓口は全部で18個あるようですがなぜか半分しか開いていませんでした。そして、1人につきだいたい30分前後かかります。そしてオープン時間が4時間~5時間。20番目の僕がこの状況で2時間待たされて11時から手続きが始まったので例えば10時や11時に来た人は整理券は貰えるかもしれませんが順番がまわってくるかどうかはわかりません。まわってこなければまた後日来てくださいとなってしまいます。

 

さて、020がコールされたので申請窓口に行きました。全ての書類を提出した後は係の人が勝手にやってくれるのでひたすら待つだけです。たまに書類に書いたことで質問されることがありますがその際は落ち着いてこたえればOKです。

 

書類に不備がなければ滞在許可証用の写真を撮って指紋を記録すれば終わりです。滞在許可証とビザは受け取りまでだいたい2か月かかるようです。

 

ちなみに、もしも申請窓口で不備があった場合は突き返されはせずに書類は受理されますが後日足りなかった書類を提出しなければなりません。

 

僕の書類はすべて問題なかったため写真を撮り、指紋を記録し無事に終了しました。

 

③注意すべきこと

もちろん書類に記入するときは間違いがないように細心の注意を払うべきですが、それ以上に注意しなければならないのは移民局の時間です。

 

いくら書類が完璧でも申請できなければ意味はありません。なので今回の僕のように朝早くに行き並んでおくことをおススメします!

 

ちなみに、個人でもビザ申請サポート会社にサポートを依頼することはできますが全部でだいたい20万HUF(6万円前後)かかります。