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【マイクロアグレッション】差別って何?差別を主張しすぎる社会が逆に差別を促す

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世界一のYoutuberのPewDiePieの最近の動画に『【差別】それ、マイクロアグレッションじゃね??』というものがある。

 

見ていてなかなか面白かった。(日本語字幕もあるのでぜひ見てほしい)

 

この動画では「マイクロアグレッション」をテーマに取り上げ、差別とはなにかを皮肉的に考えている。

 

マイクロアグレッションというのは、一見すると差別とは気づきにくいけど実は差別にあたるもののことをいう。

 

例えば、夜中にひとりで道を歩いているときに黒人とすれ違ったときに自分のバッグを強く握って盗られないようにする行為は、「黒人は物を盗む」や「黒人は攻撃的だ」などの間違った考えに基づくマイクロアグレッシブになる。

 

あるいは、ハーフの日本人に対して「君は英語を話さないの?」という言葉もハーフ=外国語を話せるといった考えに基づく差別にあたる。

 

なるほど。自分にとっては差別にならないと思っていても、言われたほうが差別だと思えばそれは差別になるということだ。確かにそれは一理ある。

 

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では、次の例はどうだろうか。

 

news.nifty.com

 

ガキの使い』で浜ちゃんがエディーマーフィーのまねをしたことが黒人差別だといわれ炎上してる問題。

 

果たしてこれは本当に差別なのだろうか?

 

この番組のテーマはアメリカンポリスであり、浜ちゃんはそのテーマに沿ってエディーマーフィーのポリス役のコスプレをしただけである。このコスプレで差別的な言動をしたわけではない。

 

ましてや、ただ顔を黒塗りして一般的な黒人のまねをしたわけではない。エディーマーフィーのまねをしただけである。

 

では、顔を白塗りしてトムクルーズのミッションインポッシブルのまねをしたら白人差別になるのだろうか?

 

映画などの役柄のコスプレやまねをしたことが差別になるのであればコスプレフェスは毎回差別だらけになるだろう。

 

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すこし前の話になるが、ハリーポッターシリーズで有名になった作家のJKローリングさんがハリーポッター世界のその後を描いた作品が演劇になるということを発表した。そして、ハリーやハーマイオニーなどのキャストも一新されることになった。

 

ところが、その一新されたキャストを巡って作者とファンの間で事件が起きた。

 

事の発端はハーマイオニー役に選ばれた女性が黒人だったことにある。これに対して、一部のファンはイメージが崩れるなどと批判したのである。

 

すると、JKローリングさんが人種差別だと言って批判したのである。

 

しかしながら、これは本当に人種差別になるのだろうか?

 

JKローリングさんは「小説の中ではハーマイオニーの肌の色に関する記述はないから黒人のハーマイオニーで何が悪い」と主張している。確かに、これは筋が通った主張である。

 

しかし、ここで考えなければいけないのはこの作品が主に誰を対象にしているかということである。それは言わずもがなハリーポッター作品のファンであろう。

 

ハリーポッター作品のファンであればその大半は映画を見ているだろう。そして、映画でのキャラクターのイメージがハリーポッター小説のキャラクターのイメージにもなっているだろう。

 

つまり、ハリーポッターの映画の中ではハーマイオニーは白人なのである。それは1作目から8作目まで変わっていない。ハリーポッター作品を最後まで見たファンであればハーマイオニー=白人だというイメージになるのは当然だろう。

 

だから、ファンの一部はハリーポッター作品の続編にあたる作品でハーマイオニーが急に黒人になったことに違和感を覚えたのである。それは差別云々ではなく純粋に作品を愛する者としての批判であると考える。

 

これを差別だという人は想像してほしい。マンガでも小説でも映画でもドラマでも誰にでも1つは自分の好きな作品があるだろう。その作品のキャラクターの設定が突然変わったら違和感を覚えないだろうか。

 

たとえば、今まで日本人のキャラクターが急に白人や黒人に変わったとして、それに対して「なんで日本人じゃないんだ!」とファンが言えば、そのファンは人種差別主義者になってしまうのか。

 

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最後に「男らしい人が好き」という言葉は差別に当たるだろうか?

 

例えば、女性が「私は男らしい人が好き」と言ったらこれは男女差別になるのだろうか。

 

確かに、男らしいや女らしいという言葉は差別になるのかもしれない。

 

戦隊物が好きな女性もいれば、人形遊びが好きな男性もいる。

 

ゲイもいればレズもいる。

 

それは事実である。

 

一方で、戦隊物が好きな男性もいれば人形遊びが好きな女性や異性が好きな人がいることも事実である。

 

そういう人にとっては例えば、強くて守ってくれる王子様のような男らしい男性が好きな女性もいれば、美人で料理が上手で家庭的な女性らしい女性が好きな男性もいる。

 

それらは男女差別ではなく単なる好みの問題である。

 

“差別”というものに対して世界が少々過敏になりすぎているとよく感じる。

 

もちろん、差別はいけない。どんな理由があれ肌の色や人種、バックグラウンドで人が差別されることはあってはならないことである。

 

しかし、差別に対する過敏な反応は逆にその反応自体が差別になる可能性もある。

 

 

 

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