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帰納法ってなに?帰納法が社会を支える?

 
帰納法とは複数の結果から次の結果を予想すること。
例えば、1羽目のカラスは黒い。2羽目のカラスも黒い。3羽目のカラスも黒い。したがって、4匹目のカラスも黒いだろう。このように経験やそれまでの事柄の結果によって未来を予想することができる。あくまでも予想であって確実なものではない。
 
この世界において確証はないけど物事を成り立たせている物事は僕たちの想像以上に重要な役割を担っていると思う。
 
僕たちが生活していく上で、帰納法は本当に便利である。帰納法によって、今日多くの人間が飛行機に乗るし、パソコンの電源を入れる。確かに、帰納法は「飛行機は今までそれほど大きな事故はなかったから今回も大丈夫である」や「今まで電源入れてパソコンが爆発することはなかったから今回も大丈夫だ」といった経験や直感に基づいて行われる。それは確証のない完全なる予想である。
 
自然は不変ではなく、絶対はない。飛行機が今回に限って事故を起こすかもしれないし、パソコンが爆発する可能性もある。しかしながら、われわれは飛行機に乗るし、パソコンの電源を入れる。
 
なぜだろうか。それは、すべての物事に対して100%の確証を求めていたら生活が成り立たなくなってしまうからではないだろうか。経験は論を進める上でものすごく都合がいい道具である。
 
しかしながら、それ以上に自分たちの生活を支える1つの柱ではないだろうか。
 
科学においてもそうである。観察不可能なもの、たとえば原子の存在をわれわれは盲目的に信じている。原子が存在するという100%の確証はないが、論を進める上ではものすごく便利な存在である。
 
僕が問題だと思うのは、こうしたものが論を進める上で都合がいいから確証のないまま使われてしまっているということではない。問題なのは、僕たちが多くの物事を十分に考えることなく、盲目的に信じこんでしまっているということである。「今まで飛行機は安全だから今回も大丈夫だ」、「友人も何回も乗っていて1度も事故にあったことないから大丈夫だ」。これらの経験は自分自身を説得、論を進める上で大きな影響を与え、それに対して大きな安心感を得る。
 
「原子は存在すると偉い科学者や先生が言っていたから原子は存在する」。信頼を置いている人が言うのであればそれを信じたくなる。
 
しかしながら、それに対して自分自身で議論をしないまま鵜呑みにすることが問題だと思う。「飛行機の安全性はどの程度なのか」、「原子はどうやって誕生したのか」など疑問を持ち、調べることが盲目的に信じることへの脱却につながる。そして、それによる最大のメリットとしては、自己防衛能力の向上である。
 
たとえば、偉い人がこう言っていたからこうであるということを盲目的に信じ、鵜呑みにすれば、だまされてしまうこともあるだろう。つまり、経験や直感、他者からの文言を自分自身で一度考えることが重要なことだと僕は思う。
 

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