ハンガリーの給料事情
今回はハンガリーの給料事情についてシェアしたいと思います。
大卒でハンガリーに移住した社会人1年目の僕の給料は月に手取りで20万フォリントでした。日本円にすると10万円程度ですが、ハンガリーで給料が20万フォリントというのは日本で給料が20万円前後と同じ感覚で、20万フォリントあれば十分な質の生活が送れます。
いろいろあって1年でその会社を辞め、ハンガリーのゲーム会社で、フリーランスとして、翻訳の仕事などをしました。
その後、アメリカのソーシング企業のハンガリー支社でフランス語のITカスタマーサポートの仕事に就きました。その時の給料も月に手取りで20万フォリントでした。ちなみに、この額はITカスタマーサポートの仕事ではかなり安かったようで、同僚の大半が辞めていきました。
それを受けて社員全員が昇級しました。フランス語の場合は、顧客数がそれなりに多かったので全員が手取り5万フォリント昇給し、僕の給料も25万フォリントになりました。
その会社は4年ほど勤め、現在はハンガリーにある別の会社でフランス人の顧客を相手に会計関連の仕事をしています。給料は手取りで31万フォリントです。
ちなみに、給料は交渉制で、面接のときに希望の額を聞かれます。
月に20万フォリントでどのような生活を送れるかについては以前書いたこちらも参考にしてみてください。
また、ハンガリーには給料とは別に「カフェテリア制度」というものがあり、小額ですが食費補助などが受けられます。僕もこの制度を受けているので、実質的な給料は少しあがります。