留学先や移住先の国を決める際に「住みやすさ」は重要な指標の1つだと思います。
どれだけ魅力的な国であっても自分にとって住みやすい国でなければ1か月ともたないでしょう。
そこで今回から数回に分けて在ハンガリー歴6年のアラサー男の筆者がハンガリーの住みやすさについて考えてみたいと思います。
食事 ★★★☆☆
1) ハンガリー料理
ハンガリー料理は肉料理が中心です。
たまに食べる分にはいいのですが、それが毎日続くとなると胃がもたれます。
ハンガリーには海がないため、新鮮な海の幸を入手することはできません。大きなスーパーではエビやマグロ、サーモンなどを買うことができますが、値段はかなり張ります。
ハンガリーでは沼や川魚は比較的安く買うことができるので、ナマズ料理はハンガリーの名物料理としてガイドブックにも載っています。
2) アジア食品
アジア食品を扱った店がいくつもあるので、醤油などの調味料や袋めんなどは安く買うことができます。ただし、安く買えるのは中国ブランドのモノが多く、例えば醤油でいえばキッコーマンの醤油を購入することができますが、値段は少し張ります。中国ブランドの醤油は日本のと味がかなり違うので好き嫌いが別れると思います。
3) ファストフード
ハンガリーにはマクドナルドやバーガーキング、KFCといったおなじみのファストフード店はもちろん、ケバブやピザのお店もいたるところにあります。マクドナルドなどの世界的なフードチェーン店の価格は日本と同じなので日本円で払う分には変わりませんが、ハンガリーの通貨価値は日本円の約3分の1なのでハンガリーの通貨で払うと3倍払っている感覚なので割高感があります。それでも、毎日多くのお客さんでにぎわっています。
ケバブやピザはマクドナルドなどと比べるとかなり安く、サイズも大きいのでおなかが満たされます。僕も前の会社で働いていた時は目の前にトルコ料理のレストランがあり、そこで週に1回はケバブを食べていました。
それ以外のレストランだと、中華レストランは値段はそこそこで量がかなりあるのでおすすめです。
ただし、注文の仕方が独特なので注意が必要です。
最初に大きい皿か小さい皿を選び、ご飯か麺(焼きそばのようなもの)を選択します。そのあとおかずを選びます。通常はおかず1人前1品ですが、1人前1品だと量がかなりあって飽きてしまうので、注文時に2品選んで、"half"といって半人前ずつにしてもらい2品楽しめるようにしています。
もちろん1人前のおかずを2品以上頼むこともできますが、値段はその分あがります。
最後にスープやドリンクはいるかと聞かれますが、オプションなので断ることもできます。
4) 日本食レストラン
日本食のレストランだとブダペストにある"Komachi"や"Biwako"は比較的安く日本料理を楽しめます。また、ブダペストに最近できた"Wafu"もかなり人気です。
上記3つのレストランでは寿司は提供していません。
本格的な寿司を食べたい場合は"奥山の寿司"がおススメです。
安くておいしい寿司を楽しみたい場合は"Kicsi japan"や"Itoshi"がおすすめです。"Itoshi"は寿司はもちろん餃子などの料理も時間無制限の食べ放題で楽しめます。ただし、曜日や時間帯によっては多くのお客さんでにぎわうので料理が運ばれてくるまでにかなり時間がかかることもあります。(僕は40分待っても来なかったことがありました)
"Sushiroll"という最近できた海苔巻きのお店もあります。こちらはファストフード感覚でおいしい海苔巻きを楽しむことができます。
5) その他の国の料理
本格的なイタリア料理、インド料理やメキシコ料理、タイ料理を楽しめるレストランがいくつもあります!値段はピンキリですが、安いレストランであってもおいしいところが多いです。
6) 宅配サービス
ハンガリーにはウーバーイーツはありませんが、"Wolt"や"NetPincer"という宅配サービスがあります。使い方はウーバーと変わりませんが、ハンガリーではチップを渡す習慣があります。強制ではありませんが、小銭がある場合はチップを渡しましょう。
【お知らせ】
初級者の方を対象にしたフランス語教室をやっています。
興味がある方はぜひ以下のサイトに足を運んでみてください!