ハンガリーの銀行事情は日本のそれとは違う。
日本ではたとえばゆうちょ銀行からお金を引き出すときは、ゆうちょATMであれば手数料は基本的には無料で土日が有料、ゆうちょ以外のATMから引き出すときは有料。
手数料も200円前後と一律。
だが、ハンガリーはそうではない。
僕の銀行はブダペスト銀行という銀行だが、お金を引き出す際の手数料は一律ではなく、引き出す額の0.6%かかる。
なので、たとえば10000円引き出す際は60円かかり、50000円引き出す際は300円かかる。
また、窓口で引き出す際はこれよりもさらに手数料がかかる。
また、日本では銀行の店舗内のATMであればお金を預けることができるが、ハンガリーの銀行のATMはそれが店舗内のものでもお金を預けることはできない。
銀行にお金を預けたいときは窓口に行かなければならない。時間がある時は構わないのだが、時間がなくて混んでいるときはわざわざ預金のためにならなければならない。
このシステムに未だに慣れない。
ハンガリー人が買い物の際にクレジットカードを多用するのはこんな背景があるからかもしれない。
個人的にはクレジットカードを多用するのは好きではない。
お金を使った際は必ず家計簿につけていて、口座の残高も正確に把握しているので、
明細を見てびっくりなんてことはないが、それでも現金で払わないとお金を使った気にならないので、金銭感覚がマヒしてくる。
現金であればいくら使ったか財布を見れば直接わかる。なので、使いすぎれば節約しなきゃいけないと実感できるが、クレジットカードではそうもいかない。
そういうわけで給料が振り込まれたら毎回ある程度引き出して手元に置いて管理しておきたいのだが、手数料が・・・という感じで今悩んでいる(笑)
ハンガリーだけでなく、ヨーロッパはこういう感じなのでヨーロッパで口座を開ける際はご注意を!ちなみにクレジットカードの維持や口座の維持にもお金がかかる・・・