ハンガリーのコロナウイするに対するワクチン接種の現状をお知らせします。
コロナワクチンの種類と接種の方法
ハンガリーでは現在以下の6社のワクチンを使用しています。
アストラゼネカ (イギリス)
ジョンソンエンドジョンソン (アメリカ)
モデルナ (アメリカ)
スプトゥニク (ロシア)
BIBP (チャイナ)
接種は基本かかりつけの医師から受けるのですが、もしも自分が希望する会社のワクチンを医師が持っていない場合は入荷したら連絡をしてもらうか、希望のワクチンを持っている医師から受けることができます。(僕はファイザーを希望していましたが、かかりつけの医師が持っていなかったのでファイザーを持っている同じ区の別の医師から受けました)
接種のためには専用のサイトから予約しなければならず、その際にハンガリーの社会保険番号が必要になります。社会保険番号はTajカードというものに記載されている番号です。
現在は社会保険番号を持っていない外国人も無料で接種が受けられます。
その場合の登録はこちらからできます。
予約時に希望の日時を選択できますが、早く着いたら予約時間まで待たずに打ってもらえるのでできるだけ早く行きましょう。(僕は1時間以上早く着きましたが、5分くらい待っただけですぐに打ってもらえました)
また、外国人は現地でパスポートの提示を求められるので必ず持っていきましょう。
接種後は2回目の接種日が記載された紙を渡されます。この紙は次回必要になるのでなくさずに保管しましょう。
その後、副作用がないか確認するため15分ほど別室で待機させられます。
このとき、特に体調に問題なければすぐに帰宅できますし、あればその場の医師に相談できます。
接種後の感想
接種自体は打ってくれた医師が上手だったので痛みは全くありませんでした。
その後、打たれた場所が筋肉痛になり、1-2日は肩があがらないくらい痛かったのですが3日目からは痛みは消えました。
また、吐き気や頭痛などの副作用はありませんでした。
ただ、3週間前にスプトゥニクを打ったアゼルバイジャン人の友人夫婦は今も吐き気が止まらないといっていました。
ワクチン接種者数の増加に伴う制限措置の緩和
ハンガリー政府はワクチン接種者数の増加に伴い、今まで課していた制限を段階的に緩和しています。
400万人達成した際は以下の緩和が行われました。
免疫証明書の保有に有無にかかわらず…
・外出禁止時間は、午前0時から翌午前5時まで。(以前は午後8時からでした)
・お店(レストラン、カフェを含む)の営業時間は、午前5時から
新型コロナウイルス免疫証明書の保有者のみ…
・劇場公演、サーカス、音楽・舞踏イベントを除く文化イベント、
・ホテル等宿泊施設の利用、宿泊
・レストランやカフェの店内での飲食 ※飲食時以外はマスク着用義務あり
・午後11時までに終了するスポーツ・文化イベントへの入場 ※施設利用時にマスク着用義務はなし
また、先日500万人に達成したため以下の緩和が行われました。
・夜間外出制限を解除する。
・お店(レストランを含む)の営業時間制限を解除する。
・公共の場でのマスク着用義務を免除する。
・公共の場(屋外)でのスポーツを可とする。
・参加人数が50人を超えないプライベート・家族イベントを可と
・参列者が200人を超えない結婚式(結婚披露宴)を可とする。
(この場合、開催場所となるホテルやレストランの運営者は、個室で
・参加人数が500人を超えない屋外イベントを可とする。
(なお、屋内でのイベントについては、引き続き免疫証明書を保有す
・音楽・舞踏イベントへの参加については、引き続き、免疫証明書
・16歳から18歳までのワクチン接種者については、大人の同伴
今夏予定されているヨーロッパサッカーの大会ではほかの国がスタジアムの20-30%のみ観客を入れるのに対し、ハンガリーでは100%観客を入れる方針です。
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